【便利屋】建物の解体補助

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この記事では副業で行っている便利屋のパートでの体験を書いています。

便利屋の初仕事 建物の解体工事の手伝い

将来の家業での実践を目指し、便利屋業がどんなことをしているのかを知るために、家業の空き時間に他者の便利屋業のパートにつくことになりました。

便利屋業の最初の仕事はリフォーム予定の居宅の一部を解体する工事の手伝いでした。

土壁を含む少し古いタイプのお宅のキッチンやリビング、トイレ、お風呂などの天井、床、壁などを解体し、その廃材を片付ける作業です。

私を採用してくださった便利屋さんは大工や造園をされている方が別部門として運営されておられ、今回はその関係の業務の手伝いで便利屋の方の職員の私が参加する形になりました。

初めての解体作業 職人さんの手際の良さに驚き!

私は今まで工事現場などはあまり縁がなかったのですが、いろいろな職人さんが連携しながら作業をされるようです。

今回は私とは別会社の大工さんと2名での作業となりました。

この大工さんは私より若い方でしたが、手際よく作業を進めどんどん指定された箇所を崩していかれました。

解体の工事現場には今まで入ったことはないのですが、ハンマーで壁を叩いたり、電動のこぎりで柱を切ったりとダイナミックな作業が多く、とても新鮮でした。

私は専門的スキルがないため、誰でもできるどんどん出る廃材の片付けや廃材置き場への運搬作業を行いました。

普段見慣れない素材の建具を分類わけして袋に詰めて運びます。

要領が分かったら、大工さんが作業をしやすいように段取りを考えて片付ける順番を入れ変えたりなど、自分なりに貢献できるように頑張りました。

大変でしたが、少しずつきれいになっていくのを見ると気持ちがいいですね。

参加した日程の後半では、私もバールをもって壁板を外す作業をしましたが、家を壊すというのはなかなか大変な作業でした。

炎天下の作業でヘトヘトに…

もとより、身体を動かす作業は大変と想像はしていましたが、真夏の35度以上の中での作業は大変きつかったです。

滝のように汗が出て、冗談じゃなく首に巻いていたタオルの汗が絞れるような状態でした。

また、ほかにもきつかったのがホコリや粉塵です。

土壁などを破壊すると土埃が部屋中に舞い、天井などを落とすと暦年のホコリが落ちてきます。

私はハウスダストのアレルギーがあるのでしんどかったですが、そんな環境の中でも弱音を吐かずに黙々と作業をされる大工さんの背中が大変格好よく、自分も負けないように頑張りました。

対策としてマスクもつけていたのですが、大汗の前にほとんど機能をはたしていませんでした…。

今後はなにか別の対策が必要そうです。

さらに、木材に刺さっている釘もなかなか曲者で、床に散らばった廃材を片付ける際に靴を貫通して釘が足の裏に刺さることが多くありました。

かなり痛く、けがのリスクの高さを感じました。

感想

私はこの現場には間隔をあけながら3日間関わらせていただきました。

その間も色々な方が入れ替わり立ち代わり現場に来られていたようで、進捗管理の指示にしたがいながら各々が振られた業務をこなしており、行くたびに現場の様子が大きく変わっていました。

解体作業はこれまで関わらなかった分野でしたが、いろいろな職員さんが連携しながら業務を行われているのを見て、他業種との連携の大切さを感じました。

具体的には、次のリフォームの業者さんが気持ちよく作業できるように残された釘を1本1本確認してすべて除去したり、終了後はゴミやほこりを残さないように気を配ったりなどを気を付けておられました。

次の人のことを考える、こまやかな気配りが大切ですね。

また、職人としての大工さんのカッコよさを身近で見れて良かったです。

作業の終盤には土砂降りの中、集めた廃材をダンプカーに積む作業もあったのですが、コンクリートや土などを入れた重たい袋を上げ下げするはかなりのパワーが必要でした。

私がえっちらおっちら取り組んでいる横で、大工さんたちがひょいひょいとこなしているのを見ると、畏怖の念を抱きました。

私も身体を鍛えないといけませんね。

そして、大工さんは道具をとても大切にされているのだとわかりました。

これは分野が違っても大切になることですよね。

業務をうけたら、それに必要な仕事道具をいつでも使えるようにしておくことが重要なのだと思いました。

今回学んだこと

  • 釘が刺さりにくい靴を準備しておく
  • 粉塵対策を考えておいた方が良い
  • 夏場は暑さ対策が重要。作業終了の納期があるため、暑くても作業を続けられるように準備しておく必要がある
  • 熱中症対策で、意識して休憩しながら作業をする
  • 飲み物はどれだけあっても足りない
  • 他業種や他会社と連携をしながら作業をするために、丁寧な作業と細かな気配りが必要
  • 他者への迷惑につながるため、区切りが良いところで作業の見落としなどがないかチェックをするとよい
  • 道具を日ごろから大切にする
  • どんな状況になっても作業が継続できるように道具をひとしきり揃えておくと良い。

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